しょうがないこと。
人生で。
あきらめたこと、妥協したこと、事情があってそうなってしまったこと、信じてやったけど報われなかったこと。
過ぎたこと。
でも、もし社会が違ったら、それはしょうがないことでは、なかったかもしれない。
あきらめることに慣れてはいけない。
あきらめることに慣れてしまったら、
知らないふりをして、いつか他の誰かを―――
◎あらすじ
UTとVT、ふたつの民族が暮らす国。少子化に悩むUTたちは、社会全体で一つの方向に向かうべく、家族の在り方を抜本的に変える「親ひとり子ひとりの政策」を施行した。愛する者との交わりを排除してシステマチックに生きる、新しい世界。順応していく人々。一方VTは、同じ国でも民族が違うために自治区で伝統的な暮らしを続ける。彼らの中には、むかしUTから受けた凄惨な仕打ちを今も忘れずにいる者たちがいて…
人生や世界には大きな結末や何かの答えはないけれども、その中で誠実に生きるとはどういうことかを観客ひとりひとりに問いかける作品。
作・演出 斜あゐり
◎キャスト
慶雲
Nowhere Man
深井諒
斜あゐり
モモトモヨ
二十八鳴海
(以上 劇的集団まわりみち'39)
羽田兎桃(兎桃企画)
七井悠(劇団飛び道具)
江戸ハレ(演劇集団あしたかぜ)
山崎千里佳
◎スタッフ
・舞台監督…関川佑一(S-pace)
・美術…はせがわまみこ
・照明…真田貴吉
・音響プラン…Nowhere Man
・音響操作…松田賢二(S-pace)
・演出助手…まりん
・制作…劇的集団まわりみち'39
・写真…紅たえこ
・宣伝美術…モモトモヨ
・Web広報…七色からす
・声の出演…兒林美沙紀、萩田景子、金山雪乃
<應典院舞台芸術祭 Space×Drama×Next2018 参加作品>
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ご予約(事前振込)
- 2,300円
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ご予約(当日精算)
- 3,000円
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應典院寺町倶楽部会員
- 2,300円
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学生
- 1,500円