つかこうへいの傑作テレビドラマを完全舞台化!
つかこうへい生誕70年を記念して、3都市ツアー公演を行います!
◇ABOUT
今作の原作となる「つか版・忠臣蔵」は、風間杜夫・松坂慶子主演で1982年の大晦日に放映されたテレビドラマです。だれもがよく知る「忠臣蔵」の物語を、つかこうへいが一流のパロディでアレンジし、大きな評判となりました。
本作では、そのテレビドラマ版のシナリオをベースに新たに戯曲を書き起こし、ドラマの面白さをそのまま体感できる、原作に最も近い「つか版・忠臣蔵」を目指します。さらに、つかこうへい生誕70年を記念して、東京・神戸・大分の3都市ツアー公演を敢行します。
「これから始まる物語はフィクションであり、史実、時代考証を超越し、人物関係、生活パターンを無視した現代のドラマである」とは、テレビドラマの最初に表示された注意書きです。過去の傑作を巧みにアレンジしながらも、鋭く人間を描いていく…。つかこうへいの真骨頂とも言える人間ドラマの傑作に、どうぞご期待ください。
◇STORY
「其角はんにはこの芝居で、四十七人、皆殺しにしてもらいます」
松の廊下で刃傷沙汰が起こった。着物の裾を踏んですっ転んだ浅野内匠頭が、泡を食って刀を振り回したらしい。大石内蔵助は読み書きのできない主君のため、代わりに辞世の句を書いてくれる作家を求めて、宝井其角の元を訪ねる。さっさと切腹を済ませてお家再興を待つつもりだったが、其角はこのどうしようもない事件を“一級の美談”に仕立て上げ、芝居に掛けることを思いつく…。
仇討ちよりもローンが心配な大石内蔵助。根っからの善人にも関わらず、必死に敵役を演じる吉良上野介。売れる芝居のためなら、男女を心中“させる”ことも厭わない近松門左衛門。
一向に仇討ちをしない家臣たちに苛立ちながら、其角と役者たちは“忠臣蔵”を作り上げていく。其角が必死になるその訳には、近松に奪われた女・志乃への激しい慕情があった…。
- 原作
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- つかこうへい
- 脚本・演出
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- 渡辺和徳
- 出演
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- 岩崎祐也
- 高野愛
- 相良長仁
- 鈴木利典
- 新澤明日
- 小川智之
- 宮迫誠
- 仲道和樹
- 大江裕斗
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一般
- 3,500円
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学生
- 2,500円