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東京都

キコ/qui-co. 12th farewell

十二月の蜘蛛と火曜日のオルガン

キコ/qui-co.

2018年12月12日
2018年12月16日
終了済み
  • 公演概要
  • 出演・スタッフ
  • チケット料金
  • 地図・アクセス

キコ/qui-co. 12th farewell
『 十二月の蜘蛛と火曜日のオルガン 』

■脚本/演出■
小栗剛(キコ/qui-co.)

■場所■
下北沢駅前劇場
東京都世田谷区北沢2-11-8 TAROビル3F
03-3414-0019
小田急線・京王井の頭線「下北沢駅」
(小田急線でお越しの方は南西口、井の頭線でお越しの方は北口より徒歩約5分 )
※下北沢南口は閉鎖となりました。ご注意下さい。

■キャスト■
佐藤健士
東澤有香
小栗剛
(以上、キコ/qui-co.)

浅倉洋介
阿部薫子
エリカ(BLASH)
植浦菜保子★
太田旭紀★
金澤卓哉
神近梨子
菅野貴夫
熊野ふみ
小関悠佳★
佐藤鈴奈★
宍泥美
田野友里恵(農耕楽団)
田中祐理子★
柘植裕士
鶴町憲
林愛子★
ヒヒカロ★
百花亜希(DULL-COLORED POP)
(以上、五十音順)

※名前の横に★が付いている出演者は、演目Aがメインでの出演となります。

■ タイムテーブル ■
2018年
12月12日(水) 19:30 A
12月13日(木) 19:30 B
12月14日(金) 14:00 B / 19:30 A
12月15日(土) 14:00 B / 19:30 A
12月16日(日) 12:00 A / 17:00 B

物語の途中に訪れるひとつの「結果」によりストーリーが分岐。
以降の50分間が全く異なる2パターンの「物語」をご用意します。
あの時ああしていれば。こうしていたから。
やきもきと切なさと浄化が盛り沢山の怒涛の感情、酉の市。
両方見ても、どちらか一方でもお楽しみいただけます。

※受付開始は開演の60分前となります。
※開場は開演の40分前となります。

■ チケット ■
★★一般★★
【発売日】2018年11月4日(日)PM 12:00~

【一般】前売 ¥3,800/当日 ¥4,000/ AB通し(要予約) ¥7,300

【中高生】前売/当日 ¥1,500(要学生証提示)

※中高生は要学生証提示
※未就学児童は入場できません

【一般予約チケットフォーム】
https://ticket.corich.jp/apply/95850/ (劇団扱い)

【e-plus】
https://eplus.jp/ath/word/124063
※劇団扱いのみ。キャスト扱いの指定はできかねます。ご了承くださいませ。

■ お問い合わせ ■
info@qui-co.net

■ スタッフ ■
演出助手:佐々木沙也香、宮藤仁奈、斎藤アイナ、坂本咲乃、大山心
舞台監督:高橋将貴
照明:松本永( eimatsumoto Co.Ltd. )
音響:佐久間修一
舞台美術:濱崎賢二(青年団)
スチール:阿萬芽衣
映像作成及び撮影:田巻正典
宣伝美術:yaino-valzarica
当日運営:吉水恭子(芝居屋風雷紡/JACROW)
制作:キコ制作部

■カレー
茄子おやじ(下北沢)

■協力
BLASH、DULL-COLORED POP、農耕楽団

■あらすじ
シャッターを閉めた週末の工場で男たちが酒を呑んでいる。
石油ストーブはカンカンと紅く燃え爛れ、コンクリートの上をパイプ椅子が引き摺る音と笑い声が鳴り渡っている。
12 月。栃木県真岡市。国道 294 バイパス沿いに拡がる工業団地の一角に「羽中田モータース」はあった。
元暴走族の社長、羽中田が「ワケアリ」の人間たちを雇っている。
昔はこの地域で勢力を誇った「悪麗猫奴(アーリーキャッツ)」の後輩達の多くがこの工場で世話になった。
田舎のヤンキーにもいろいろ居る。喧嘩っぱやいアイツ。気の弱いアイツ。女に目が無いアイツ。とにかくバイクが好きなアイツ。
哲学と読書が好きなヤツもいれば、ロックンロールが好きで好きでたまらないヤツもいる。
いっつもヘラヘラしているアイツはプロボクサーになったけど、凄惨な試合の後に「もう普通の生活はできないだろう」って言われてこっちに帰ってきた。
いろいろいるけど今、羽中田モータースの男たちに共通する価値観は、

「いつでもふざけて笑っていられる男が最強」

いつからか誰が言い始めたわけでもないけど、誰もそんな事口にしないけど、それが男達の暗黙の了解。
羽中田社長の長女、未緒が亡くなった時も、社長自ら笑いのネタにしていた。さすがに誰も笑えなくてダダスベりしてたけど。

「街には蜘蛛がいる」

その長女の日記によく登場した言葉。誰かが生前の未緒ちゃんのアカウントを見つけた。
「街には蜘蛛がいる。」そのフレーズを僕が気に留めたのは、僕の好きな女性もよくその言葉を口にしていたから。
その言葉を口にしながら、望まない結婚をし、別れる事もできないまま屈辱的な生活を送っていたから。
きっと本当に彼女たちにしか見えない蜘蛛がいるんだろう。その蜘蛛が彼女たちを不幸にしているんだろう。
くそったれ。何もかもがくそったれだ。

会いたいよ。
一晩中待っています。
潰れたスケートリンクの駐車場で鉄パイプを持っているのが俺です。
この街の連中は、みんなほっぺが赤い。
それがイライラするんだ馬鹿野郎。
あの頃醒めた目をしながら街を憎んでた少年少女たちは、誰一人として何者にもなれなかった。
退屈な中年にさえならなかった。
まだ熱いんだ。熱くて苦しいんだ。だから笑うんだ。
笑うから痛むんだ。愛が肺を傷つけるんだ。これが僕達の真冬の火傷なんだ。
さよならばかりの人生に爆音のアクセルコール。直管マフラーのエギゾーストが俺たちの国歌。
年の瀬の忙しい狂騒と祝祭。

これは、天使になっちまったすべてのヤツらに捧ぐ、ヤンキーと祝福の物語。

出演
  • 佐藤健士(キコ/qui-co.)
  • 東澤有香(キコ/qui-co.)
  • 小栗剛(キコ/qui-co.)
  • 浅倉洋介
  • 阿部薫子
  • エリカ(BLASH)
  • 植浦菜保子
  • 太田旭紀
  • 金澤卓哉
  • 神近梨子
  • 菅野貴夫
  • 熊野ふみ
  • 小関悠佳
  • 佐藤鈴奈
  • 宍泥美
  • 田野友里恵(農耕楽団)
  • 田中祐理子
  • 柘植裕士
  • 鶴町憲
  • 林愛子
  • ヒヒカロ
  • 百花亜希(DULL-COLORED POP)
脚本/演出/構成
  • 小栗剛(キコ/qui-co.)
演出助手
  • 佐々木沙也香
  • 宮藤仁奈
  • 斎藤アイナ
  • 坂本咲乃
  • 大山心
舞台監督
  • 高橋将貴
照明
  • 松本永( eimatsumoto Co.Ltd. )
音響
  • 佐久間修一
舞台美術
  • 濱崎賢二(青年団)
スチール
  • 阿萬芽衣
映像制作及び撮影
  • 田巻正典
宣伝美術
  • yaino-valzarica
当日運営
  • 吉水恭子(芝居屋風雷紡/JACROW)
制作
  • キコ制作部
カレー
  • 茄子おやじ(下北沢)
協力
  • BLASH、DULL-COLORED POP、農耕楽団

前売

3,800円

当日

4,000円

AB通し ※要予約

7,300円

中高生(前売/当日)※要学生証提示

1,500円

駅前劇場

〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-11-8TAROビル3F

TEL:03-3414-0019