アメリカ演劇を代表する劇作家テネシー・ウィリアムズの出世作であり、1945年のブロードウェイの大ヒット・ロングラン以来、世界中の観客から愛されてきた作品です。またピューリッツァー賞を2度受賞し、名誉を得ながら、孤独の翳から逃れることのできなかった作家の自伝的作品です。
文学座では、1969年の長岡輝子演出による初演以来たびたび上演されてきました。この度、29年ぶりの上演となり、1990年にローラを演じた塩田朋子が、母アマンダを演じます。
この戯曲に書かれているのは、父親の不在、過干渉の母親アマンダ、引きこもりのローラといった今でいうところの“機能不全”に陥っている一家。一筋縄ではいかない“家族”というものを鋭く描きながら、それぞれ血が通った、感情の通った、それ故に苦悩する人物として描いているからこそ、いつの時代にも人々を惹きつけてやまないのではないでしょう。今回、家族問題の専門家である臨床心理士・信田さよ子さんのアフタートークを行います。人々の心に寄り添う舞台になればと思っております。
高橋正徳の演出、小田島恒志の新訳により、塩田朋子、亀田佳明、永宝千晶、池田倫太朗という実力派の4人が繰り広げるテネシー・ウィリアムズの世界にご期待下さい。
【 あらすじ 】
父親が家を出て以来、母子家庭として暮らしてきたウィングフィールド家の物語。かつては上流社会にいたという記憶から逃れられない母アマンダ。不自由な足を気にして現実から引きこもり、ガラス細工の動物たちにだけ心を許す姉ローラ。現実と乖離した母と姉を捨て去れず、一家を支えるためこの町で働くトム。そんな出口の見えない生活がジムという青年の来訪により変化していく。それはこの家族にとって希望の光に見えた。しかしガラス細工の動物たちが永遠の存在でないことを証明する光でもあった。
トムが追憶の調べを奏でるとき、二度とは戻れない過去へと導いてゆく。
- 訳
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- 小田島恒志
- 演出
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- 高橋正徳
- 出演
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- 塩田朋子
- 亀田佳明
- 永宝千晶
- 池田倫太朗
- 作
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- テネシー・ウィリアムズ
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一般
- 6,000円
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夜割
- 4,000円
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夫婦割
- 10,000円
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ユースチケット
- 3,800円
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中・高校生
- 2,500円