過酷な運命に絶望しながらも奇跡によって生かされるツロの王ペリクリーズ。
涯しない海の流浪のあいだ、嵐にもてあそばれ、妻を失い、娘と生き別れ、狂気におちながら、ついに喪ったものと再び巡り合う物語。1976年演劇集団円によって初めて日本で上演された『ペリクリーズ』。「柿喰う客」の中屋敷法仁を演出に迎え、2023年この混沌とした時代に人生の流転をあまたの起伏で彩ったロマンス劇に挑みます。
【あらすじ】
ツロの王ペリクリーズはアンティオケの大王の娘に求婚するも、父娘のおぞましい関係を見抜いて命を狙われる。国と我が身を守るため旅に出たペリクリーズは嵐で遭難し、ペンタポリスに流れ着く。その国の王が主催する槍の試合で勝利したペリクリーズは王の娘サイサと結ばれ、晴れてツロに帰国する途中で再び嵐に襲われる。身重のサイサは船上で娘を出産するが、ペリクリーズは引き換えに命を落としたサイサを泣く泣く海に葬る。しかしサイサの棺はエペソスにたどり着き、街の貴族セリモンによって命を救われる。何も知らないペリクリーズは娘マリーナをタルソの太守夫妻に託し、ひとりツロへと帰国する。14年の歳月が流れ、美しい娘に成長したマリーナは太守夫人の妬みから命を狙われるが海賊に誘拐され、ある街の売春宿に売られてしまった。ところがマリーナはその美しい声と説教で次々客を改心させ、街の太守ライシマカスまでマリーナに影響されてしまう。娘との長世の再会を待ちわびたペリクリーズは娘の死を聞かされ、再び絶望の底へ突き落される。憔悴したペリクリーズはライシマカスのはからいでマリーナと対面する。互いの身の上話で親子を確信した二人は歓喜のうちに女神ダイアナに導かれ、神殿では再び二人に奇跡が待ちうけていた。
作/W・シェイクスピア 翻訳/安西徹雄 演出/中屋敷法仁(柿喰う客)
出演/藤田宗久 磯西真喜 上杉陽一 石井英明 玉置祐也 石原由宇 清田智彦 相馬一貴
杉浦慶子 大橋繭子 新上貴美 友岡靖雅 古賀ありさ
スタッフ/美術:乘峯雅寛 照明:佐々木真喜子 音響:藤田赤目 衣裳:西原梨恵
ステージング:中村蓉 舞台監督:清水義幸 演出助手:宮田清香
宣伝美術:チャーハン・ラモーン 制作:桐戸英二 松田みず穂
劇場/
シアターX 〒130-0026 東京都墨田区両国2-10-14 両国シティコア1F TEL 03-5624-1181
JR両国駅西口下車左へ徒歩3分
都営大江戸線両国駅A5出口から徒歩8分
3月 1日(水)19:00★
3月 2日(木)19:00
3月 3日(金)14:00 ☆アフタートーク有
3月 4日(土)14:00/19:00
3月 5日(日)14:00
3月 6日(月)14:00
3月 7日(火)14:00/19:00
3月 8日(水)14:00
※開場は開演の30分前 受付は開演の1時間前
料金(全席指定)/
・プレビュー(★3/1)4,800円
・一般5,5000円
・夜割り5,000円(19:00の回)
・学生 3,500円(要学生証・劇団扱いのみ)
チケット取り扱い/
・演劇集団円 0422-29-8135
・円Web予約 http://www.en21.co.jp
・チケットぴあ https://pia.jp/t/
・イープラス https://eplus.jp
・カンフェティ 0120-240-540(平日10:00~18:00)
http://confetti-web.com
前売り開始/1月26日(木)
お問い合わせ/演劇集団円 TEL 0422-29-8135
- 作
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- W・シェイクスピア
- 翻訳
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- 安西徹雄
- 演出
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- 中屋敷法仁
- 出演
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- 藤田宗久
- 磯西真喜
- 上杉陽一
- 石井英明
- 玉置祐也
- 石原由宇
- 清田智彦
- 相馬一貴
- 杉浦慶子
- 大橋繭子
- 新上貴美
- 友岡靖雅
- 古賀ありさ
-
一般(全席指定)
- 5,500円
-
プレビュー・3/1(全席指定)
- 4,800円
-
夜割り(全席指定)
- 5,000円
-
学生(全席指定)
- 3,500円